明日、ハクメイとミコチという漫画の新刊が発売される。
12巻。
漫画の中でトップクラスに好きかもしれん。てか1位です。絶対に。
小人や動物が共存する世界の漫画で、
優しいお話と緻密な作画、多種多様なキャラクター……
挙げだしたらキリがないほど全てが自分にドストライクの作品だ。
布教の為、友人に送り付けたりしたこともある。
ハルタコミックスという年10回しか刊行されない漫画誌での連載の為、
年に一度しか新刊が発売されない。
なので、死ぬ程大切に読みます。
先程も言ったように、ストーリーがとにかくいい。
ちょっとだけ登場したキャラクターが急にメイン回になったり、各キャラクターへの
掘り下げがとても多く、気づけば全員が魅力的で好きになっているのだ。
ただ、一度読むのをやめかけた時がある。
10巻を買った時だ。
ネタバレになるので大きくは言えないが、登場人物の一人が
本来いた場所から所属が変わる、という内容で、話としては本当にいい話なのだが、
その当時の自分にとってはその変化が恐ろしく、怖く見えてしまった。
今までの「変わらない日常が続く」という事に大きい変化があった為だと思う。
基本的に私は新しいことや変わったことが好きだが、
変わらないことも死ぬ程好きなんです。変わらないことは、安心するので。
その安心といえばこの漫画!と自分が勝手に思っていた為、
それに変化が生じた時にショックを受けてしまった。
今改めて読むと、そこまで恐ろしくは見えない。
続きの11巻でうまくやっている姿を見れたこともあるように思うが、
自分の中で変化に対しての恐怖が無くなったのなら、それは嬉しいことだ。
これから大きい変化なんぞいくらでもやってくると思う。
それも受け入れ、なんなら楽しんでいくくらいが丁度いい。
それを気づかせてくれる漫画
みんなも、買おう。
アニメ化2期、待っています。本当に。
おわり