井ヶ日記 ~シロクマ編~

井ヶ屋市街地の日記です

シロクマ、骨董品屋に行く

すみません、2月末まで我慢が出来ませんでした。

 

 

 

【前回のあらすじ】

自分で選んだ食器が欲しヒィ~ン

2月末に骨董市があるやんけ

そん時買って記事書くンゴよ~~~

 

 

 

【現在】

我慢が出来なかった。ガキシロクマ

 

 

 

ネットで更に調べてみたら、徒歩15分圏内に

骨董品屋があるとは思わないでしょうよ。

 

 

 

大分評判も良いところだったので、ワクワクしながら向かう。

外に出

 

 

 

 

ブォン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芸術になっちゃった……

 

 

 

 

 

外、極寒でした。

 

 

雪こそ降っていないものの、温度は体感氷点下レベル。

なんだかんだ雪降ってる時って気温は高めの時が多い気がする。

 

 

外に出た瞬間、現実が信じられず強冷風を浴びたまま30秒くらい動けなかった。

雑魚シロクマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

骨董品屋にどうにか到着する。

行ったことある通りにひっそりと鎮座していた。

 

 

 

 

 

戸が重すぎて怖い。暗に来るなと言ってる?

 

店内(うろ覚え)

 

 

 

 

店内は和室のような雰囲気ながらも、足元が砂利と飛び石で構成されており、

歩く度にジャリジャリと気持ちがいい。実家を思い出す。

 

 

 

 

販売物はお皿と杯、ガラスなどが所狭しと並べられており、

ざっくりとコーナーが分けられているようだった。

 

 

 

 

思っていたより豪奢な絵皿が多く、料理をのせるというよりは

そのまま床の間にでも飾れそうな素敵なものが多かった。

 

 

 

 

その中でも、特に気になったものをまじまじと見ていると、

店主らしき方から「お好きに触っていいですよ」と助言を賜る。

こういうの言ってくれるの有難い。急に触って怒られたくないから。

 

 

 

 

その後は店主さんと色々話をしながら数点食器を購入した。

とても気さくな方で、それぞれの食器の時代や魅力などを教えてくれた。

 

 

 

 

更に聞くところには、先日の記事で行こうと計画していた骨董市では

食器系がかなり減ってきているらしい。あったとしても偽物や破損が多いものが

多く、言葉通りのがらくた市になってしまってるんだとか。

 

 

 

 

事前に聞けて良かったが偽物でも破損があっても自分の気に入ったものは

あるかもしれないので、自分の目でも一度見てみたいとは思う。

 

 

 

 

結局のところ自分が使う食器用だし。

 

 

 

 

 

 

 

骨董品屋の話に戻るが、かなり驚いたのが金額だった。

話を聞くとあらゆる蔵に眠る骨董品を蔵買いし、

通常の相場よりもかなり安い値段で販売しているそうだ。

 

 

 

 

 

なので飲食業を営む方が安さに驚いて20個や30個の一気買いをされたりするそうだ。

 

 

 

 

 

飲食業でこのお店見つけたらテンション上がるだろうな。和食系だったら特に。

 

 

 

 

 

店主さんに御礼を言い、大切に持ち帰った。

緩衝材をめちゃくちゃ丁寧に入れてくれたのだが、

割れたら心が折れそうなのですげえビビってた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その購入品を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①桜の小皿

可愛い~

 

周りのハンコで押したような紅が良すぎて買ってしまった。

店主さんに聞くと、大正時代に作られた伊万里焼だそう。

 

伊万里焼、聞いたことあるけど実際どういうものなんだろうと調べたところ、

今の佐賀・長崎あたりで作られていた磁器のことを言うらしい。

積み出しを行う港の名前が伊万里だったことから伊万里焼。

 

骨董的価値がある場合は古伊万里とも言うらしい。

 

 

 

 

こいまり

 

 

 

 

 

 

 

 

響きがいいね

 

 

 

 

 

 

 

たまごっちみたい

 

 

 

 

 

 

 

こいまりっち

 

 

 

 

 

 

 

乱獲されそう

 

 

 

 

 

このお皿、気に入ったところがもう一つありまして。

見てこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

うっすらと桜がど真ん中に彫られているんです。

お醤油とか垂らしたら浮かび上がるのかな。めちゃくちゃ楽しみ

 

 

 

 

 

②ホットグラス

かンわいィ~ん❤

 

 

 

 

 

 

 

失礼しました。

 

 

 

 

 

 

 

高さはコーヒー缶くらい。フランス製らしく、

底に「arcoroc FRANCE 28」と印字がされていた。

 

 

調べたところ、1825年創業にフランスで創業された会社の一部ブランドらしい。

 

 

耐熱性に非常に優れているらしく、店主さんも

ホットウイスキーなどを入れるのにいいと言っていた。いいじゃん……

 

 

 

 

 

 

 

 

カフェオレとかいれちゃお

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③蕎麦猪口

可愛い~ そのマーク何? クォータービューの川口?

 

 

蕎麦猪口とは言葉の通り、そばをめんつゆにつける時に使ったり、

お酒を入れて使ったりする器のことです。

 

 

 

 

何が良かったって、

 

 

 

 

 

模様よ

 

 

 

 

 

落ち着く~

 

 

 

 

 

このゆるりとした色彩がたまらん

 

 

 

 

 

店主さん曰く、江戸中期(1700年後半)に作られたものらしく、

蕎麦猪口図鑑にも載っている程価値がある奴らしい。すげえ図鑑だな

 

 

 

 

 

持った時の手馴染みが本当にいい。

蕎麦屋にあるような食器を俺のものにしてしまっていいのか。

 

 

 

 

 

 

いいんです

 

 

 

 

 

 

嬉しッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④切子ガラスコップ

美しい……

 

 

切子細工、めちゃくちゃ好きなんですけど

土産物屋やオンラインサイトとかで見るとたっっっっっっかい。金塊と同じ。

 

 

それなのにこのお店では想定していた金額の半額以下で売っており、

思わず購入してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この切子ガラスを上から見ると……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見てよこれ

 

 

 

 

 

万華鏡すぎ

 

 

 

 

 

面白かったのが、同じデザインの切子ガラスが二つあったのだが、

持ってみると重さが全然違うのだ。明治・大正時代に作られたものらしく、

当時の作品のこういった違いがまた良いよね、と店主さんは言っていた。わかる。

 

 

 

 

重い方を購入しました。

 

 

 

 

これ以外にもガラスのコップが多くあったのだが、

今では技術が発達したことによって殆ど存在しない気泡などが入っているのが

沢山あり、それがまた魅力的に見えて更に買いそうになった。

 

 

次回行ったら買っちゃうかもしれん。

 

 

 

 

四天王

 

 

購入品紹介は以上になります。

これだけ買ってもゲームソフト一本分くらいでした。お得すぎる

 

 

 

 

 

 

この後洗って食器棚に置いたのですが、なんだか輝いて見える。

めちゃくちゃ使いたいけど使いたくない。そんな気分。

 

 

 

 

 

でも使っていきます。俺の食器にしていきたいからね。

 

 

 

 

 

骨董品屋、新たな出会いがあって楽しいです。おすすめ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなも行こう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり